無類
2019年 02月 13日
こんにちは、青山です。
先月になりますが、耐震診断の評定委員会の説明に札幌に行きました。
事務所協会の会議室で行うので、大五ビルってとこになるのですが、
ロビーに隣接して「大通美術館」があり、毎回何かしらの展示物があります。
1月は新年恒例のなんちゃら(忘れた)展示が公開されていました。
あまり人には言わないようにしているのですが、
私は無類の現代アート好き芸人として活動していて(うそ)、
自分が設計した耐震改修の内容を、これから委員の皆様に説明しなければならない
大事な時間にもかかわらず、無類の美術好き(うそ)ですから、
行っちゃいますよね、当然。
中に入ると無類の感動の無類の嵐です。
これ以上無類に滞在したら無類の号泣で無類の仕事にならないので
無類の1分で無類の退出しました。
ところで、無類ってなんですかね。
さて。
三角関数についてさっき三宅さんに質問されました。
sinとcosの考え方はこうじゃないよー、とか偉そうに喋りましたが、
三角関数っていったい何なんだろうって、ふと考えました。
あまり人には言わないようにしているのですが、
私は無類の数学好きでして(ほんとう)、
三角関数の使い方はわかるにしても、一体何のために存在しているのか、
三角関数の定義とは何か、というのを知りたくなりました。
・・・ってか、そんなもんwikipediaで調べればすぐわかるってね 笑
そういうことじゃなくて、もっと奥の神髄的なものを知りたい。
あまり人には言わないようにしているのですが、
私は無類の神髄好きでして(???)、
冒頭の耐震診断の委員会でよくこう言われたのが原因です。
「ソフトは答えをすぐ出すけど、どうしてこの答えになるのか
また、このような結果が出たことで構造設計者としてどのように考えますか。
ソフトの出した答えをそのまま採用してはいけない!」
無茶振りかと思うような質問にも答えなきゃいけません。
なんせ、言われていることは正しいのですから。
そこで答えられない自分は「調べて回答します」の一点張り。
普段から耐震診断も構造計算も電算ソフトという便利なものが存在していて、
現代では計算のイロハを知らなくても計算が出来ちゃうようになりましたが、
電算ソフトと言うものは単なる補助ツールなのであって、
電算ソフトをメインでとらえてはいけないんだな、と。
やっぱり仕事は奥が深いんだなと感じる毎日です。
あお
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by dai1tks
| 2019-02-13 16:19
| aoyama