日々の出来事を赤裸々に書いてます


by dai1tks
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逆転

こんにちは、青山です。

「負けるが勝ち」ということわざについて。

「相手と争わず、相手に勝ちを譲ったほうが
自分にとって有利な結果になり、
結果的に自分の勝ちにつながる場合がある」

というのがその意味ですが、
大抵の場合、負け惜しみで使われる場合が多いと感じます。

この「負けるが勝ち」ということわざ、
その意図するところはよく分かるのですが、
純粋に言葉として考えると、
「負けてるのになんで勝ちなのか」という点が
完全に矛盾していて、考えれば考えるほど
実に意味不明なのです。

「負けるが勝ち」のように、
反対の意味の単語をくっつけてできる言葉を

「オクシモロン」

というそうです。

オクシモロンは、それを見た人に
インパクトを与えることができると同時に、
味わい深い表現となるので、
日本の慣用句やことわざだけでなく、
現代の歌詞や漫画でもよく使われています。

例えば耐震改修でいう
「壊すことで耐力を向上させる」
という概念。

もちろん建物全体を壊すのではなく、
筋交いとかの部材を塑性させるということです。
弾性域が過ぎれば塑性域に移行するわけで、
地震大国である日本において、この流れは必然です。

耐震診断を始めて、学んだことでした。

それまでは柱が多ければ強いだろう、とか
筋交いが多ければ強いだろう、とか
単純にそんな風に考えてましたが、
それでは清原のように怪我の多い建物になります。

イチローのように粘りのある建物は、
部材を塑性させながら耐えます。
もちろん無秩序に塑性させるのではなく
塑性させる場所及び順番を我々が設計するのです。
そして、最終的に崩壊するくらいの塑性箇所に
なったときにその建物の能力が決定します。

筋肉も筋繊維を切りながら、それが繋がるときに、
ガス圧接のように少し膨らんだ状態で蘇生する。
それを繰り返すことで「ちからこぶ」ができますよね。

そういった意味で、「塑性=蘇生」なのかなって。

これもオクシモロンだと思います(笑)



あお
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Commented by tanaka-masato at 2013-05-04 00:02
おばんなんやした、aoyamaさん。
またまた傑作の予感、すばらしいタッチで粘りある文体、蘇生域にかか
わって読みごたえある展開、オクシモロン・・・ですね。
Commented by dai1tks at 2013-05-07 15:12
お久しぶりです、tanakaさん。
いつも褒めて頂いてありがとうございます。ただ、あまり褒められると調子に乗ってしまいますよ(笑)
実はエキサイトブログのコネタ集にあったので引用しただけなんです。僕にはこんな知識はないですが、面白かったので皆さんに提供しました!耐震の件はなんとなくそう思ったので間違ってるかもしれませんが、遠慮なく指摘していただけたらありがたいです(悲)
by dai1tks | 2013-05-02 16:17 | aoyama | Trackback | Comments(2)